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包茎治療の術後のダウンタイムとは

外科治療からの回復には一定期間が必要

包茎はペニスが勃起しても亀頭部分が十分に露出しないことをいいますが、外科治療によって改善を目指すことができます。
治療法にはいくつかの種類がありますが、基本的には包皮の一部を切除し、傷口を縫い合わせることでペニスと包皮の長さを調節します。
したがって、他の外科治療と同様、包茎治療においても術後にダウンタイムが生じます。

ダウンタイムとは、手術が終わり、麻酔の効力がなくなってから患部が回復に向かうまでの期間をいいます。
簡単に言えば、元の日常生活に戻れるまでに要する期間ということになります。

包茎治療におけるダウンタイムの長さには個人差がありますが、平均するとおおむね術後8日から2週間程度です。
手術の方法には大きく分けて亀頭の下側部分の皮を切り取る亀頭直下埋没法、及び亀頭の周囲にある皮をぐるりと切り取る環状切除法の2種類があり、その他最近ではあまり用いられないクランプ法と呼ばれる手法もありますが、いずれもダウンタイムの長さはそれほど変わりません。

ダウンタイムの過ごし方は

包茎治療後のダウンタイム中はどのように過ごすかというと、まず手術当日は傷口を完全に包帯で固定した状態となり、入浴などはできません。
麻酔は原則として局所麻酔で行われ、薬が効いている間は何も感じませんが、麻酔が切れると程度に個人差はありますが局部に痛みを感じます。
多くの医療機関では、痛み止めの内服薬を処方してくれます。

翌日からは、シャワーを浴びる程度の入浴は可能になります。
しかし包帯はしたままで、局部が極力濡れないように注意しながら身体を洗う必要があります。

包帯が取れるのは術後4日目ないし5日目ごろです。
局部を洗うこともできるようになります。
ただし入浴後は新しく清潔な包帯で局部を保護します。

完全に包帯が不要になるのは、術後8日目あたりです。
抜糸が必要なタイプの手術を行った場合は、通院して糸を抜いてもらいます。
それ以後は湯船に浸かることもできるようになります。
性生活については、包茎治療を受けた担当医のOKが出た段階で行えます。

まとめ

外科手術によって包茎治療を行う場合は、術後に平常通りの生活に戻れるまでの期間すなわちダウンタイムが生じます。
そのため、直後に旅行などのイベントを控えている人は、その分を計算に入れて治療のスケジュールを調整する必要があります。
その長さについては個人差がありますが、おおむね8日から2週間程度です。
その間は医師の指示を守り、できるだけ患部を安静に保つようにします。
もし異変を感じた時は、すみやかに医師に相談するようにします。